「福、笑い」栽培1年目
たくさんの方の笑顔が目に浮かびます。
「福、笑い」の栽培が今年初めてだったので、
苗づくりから今日の収穫まで、とても気を使った一年でした。
その甲斐があって、とてもよい出来だと感じており、
「早くお客さんに届けたい!」という気持ちでいっぱいです。
今年の栽培経験をあだたらの里「福、笑い」研究会の仲間と情報共有し、
ますます美味しい「福、笑い」をつくれるよう邁進していきます。
福島県は長い間、風評に悩まされてきましたが、
このお米を食べていただければ「福島はもう大丈夫だ!」と
感じていただけると確信しています。
地元・大玉村、福島県の皆さん。そして全国の皆さん。
ぜひ、私たちの「福、笑い」を味わって、笑顔になってください。
武田さんにとって初収穫の「福、笑い」。
つくり手も笑みがこぼれます。
収穫を手伝う息子さん。
「福、笑い」の出来を一粒一粒確認しています。
あただたらの里「福、笑い」研究会では、
お揃いの「福、笑い」ウェアでモチベーションアップとPRに努めています。
粒ぞろいも良く順調に育っています。
8/3には、県内で記録的な大雨がありましたが、この辺りのほ場には被害がなく、ほっとしました。
出穂(※)は8/9頃で、粒ぞろいも良いです。
今の時期は、カメムシによる被害に注意しています。
カメムシに穂を吸汁されると、玄米に斑点ができて品質が低下するため、田んぼ周辺の草刈りによる対策を徹底しており、農薬は極力使いません。
収穫後は、色彩選別機をかけて斑点米が混ざらないようにし、良い玄米だけを出荷します。
「おいしい」に加えて安全・安心なものを届けたいですからね。
今後、落水して土を固め、9/26頃の稲刈りに備えていきます。
※出穂:茎からさやを割って緑色の穂がでること
「食味」を追求していきます。
「福、笑い」は今年が初めての挑戦です。
令和3年産から「つくりたい!」という気持ちがあったので、
2年分の気合が入っています。
育苗段階では、他の品種と比較して成長が遅いかなと感じていたのですが、
今はぐんぐんと成長して良い状態になっています。
私たちの研究会も「食味」の良さを徹底的に追求しています。
お客さまに「おいしい!」と言っていただけないとブランドにはなりません。
これからは除草、追肥をして、病気にかからないよう、
きめ細かに生育を管理していきます。
けん引する武田さん。
「福、笑い」は村内の
直売所などで販売されます。