福島県のブランド米 「福、笑い」
生産者の声
会津、中通り、浜通りから。

生育現場をレポート

武田 隆盛さん
あただたらの里「福、笑い」研究会
「福、笑い」栽培1年目
Vol.03
2022年9月22日取材
 
一年間、食味を追求して頑張ってきました。
たくさんの方の笑顔が目に浮かびます。

「福、笑い」の栽培が今年初めてだったので、
苗づくりから今日の収穫まで、とても気を使った一年でした。
その甲斐があって、とてもよい出来だと感じており、
「早くお客さんに届けたい!」という気持ちでいっぱいです。
今年の栽培経験をあだたらの里「福、笑い」研究会の仲間と情報共有し、
ますます美味しい「福、笑い」をつくれるよう邁進していきます。
福島県は長い間、風評に悩まされてきましたが、
このお米を食べていただければ「福島はもう大丈夫だ!」と
感じていただけると確信しています。
地元・大玉村、福島県の皆さん。そして全国の皆さん。
ぜひ、私たちの「福、笑い」を味わって、笑顔になってください。

武田さんにとって初収穫の「福、笑い」。
つくり手も笑みがこぼれます。

収穫を手伝う息子さん。
「福、笑い」の出来を一粒一粒確認しています。

あただたらの里「福、笑い」研究会では、
お揃いの「福、笑い」ウェアでモチベーションアップとPRに努めています。

Vol.02
2022年8月17日取材
 
「福、笑い」の穂。
粒ぞろいも良く順調に育っています。

8/3には、県内で記録的な大雨がありましたが、この辺りのほ場には被害がなく、ほっとしました。
出穂しゅっすい(※)は8/9頃で、粒ぞろいも良いです。
今の時期は、カメムシによる被害に注意しています。
カメムシに穂を吸汁されると、玄米に斑点ができて品質が低下するため、田んぼ周辺の草刈りによる対策を徹底しており、農薬は極力使いません。
収穫後は、色彩選別機をかけて斑点米が混ざらないようにし、良い玄米だけを出荷します。
「おいしい」に加えて安全・安心なものを届けたいですからね。
今後、落水らくすいして土を固め、9/26頃の稲刈りに備えていきます。
※出穂:茎からさやを割って緑色の穂がでること

Vol.01
2022年6月23日取材
 
どの品種よりも手間をかけて、
「食味」を追求していきます。

「福、笑い」は今年が初めての挑戦です。
令和3年産から「つくりたい!」という気持ちがあったので、
2年分の気合が入っています。
育苗段階では、他の品種と比較して成長が遅いかなと感じていたのですが、
今はぐんぐんと成長して良い状態になっています。
私たちの研究会も「食味」の良さを徹底的に追求しています。
お客さまに「おいしい!」と言っていただけないとブランドにはなりません。
これからは除草、追肥をして、病気にかからないよう、
きめ細かに生育を管理していきます。

地元大玉村のお米を
けん引する武田さん。
「福、笑い」は村内の
直売所などで販売されます。
「福、笑い」お取扱店はこちら