福島県のブランド米 「福、笑い」
生育情報

「福、笑い」の
種まきを行いました

2023.05.02

ここ数日風が強く少し肌寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?
福島県農業総合センターで「福、笑い」の研究をしております鈴木です。
これから実りの秋まで、当センターにおける「福、笑い」の栽培風景や生育状況をご紹介していきます。
早速ですが、4月24日に「福、笑い」の種まきを行いました。
簡単に種まきと言っても、くまでに事前の準備が必要です。

まずは「浸種しんしゅ」です。下の写真のように、10~15℃の水を張ったバケツに種籾たねもみを約10日間漬け込んで、十分に水を吸わせます。発芽をそろえるための大事な作業です。

浸種の様子

続いては「催芽さいが」。水を吸わせた種籾を、温度を30~32℃に調整した「育苗器いくびょうき」に入れて半日くらい温めます。こうすると芽の出方が良くそろうんです

浸種の様子

そして、こちらが実際の種まきの様子です。苗の生育にムラが出ないように、通常の米農家は機械で均一にくのですが、いろいろなお米の品種を育てている私たちは1箱ずつ手で播くので、これがなかなか難しい!
最後に土を被せ、ビニールハウスで立派な苗になるまで大事に心を込めて育てていきます。

浸種の様子

今回は種まきに関わる大事な作業についてご紹介しました。
今後も「福、笑い」の今をお届けしていきます。お楽しみに!

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