農業総合センターでは、８月８日に「福､笑い」の出穂期(しゅっすいき)（穂が出る時期）を迎えました。
こちらは出穂して間もない稲穂の写真ですが、よく見ると白いものが見えますよね？
実は、この時見えている稲穂の１粒１粒は花で、白く見えるものは花粉がつくられる 葯(やく)（雄(お)しべ）です。
この時期は最も水を必要とする時期なので、ほ場への十分な給水が重要です。

また、稲作では、一般的にすべての茎のうち４～５割程度穂が出た日を出穂期として判定します。

以下の写真は、出穂期+５日頃の様子です。

そして、８月２２日現在（出穂期+１４日）の様子が以下の写真です。
穂が少し垂れてきており、これは稲が光合成でつくったデンプンによって米粒を大きく、重く実らせている証しです。

７～８月にかけて暑い日が続いており、水不足も心配されている中、
「福､笑い」の生産現場では、さらに美味しい米を作ろうと、水管理や肥料を工夫しています。
次回はいよいよ収穫期です！見事に実った「福､笑い」をお楽しみに！